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ピアノのメンテナンスとは?具体的に何をするの?

楽器は、定期的なメンテナンスを必要とします。ギターやベースなら弦を張り替えたり、サックスであれば水分を除去したり…。
もちろん、ピアノにもメンテナンスが欠かせません。この記事では、ピアノのメンテナンスについてお伝えしていくので、ピアノの購入や習い事を考えている方は参考にしてください。

ピアノのメンテナンスとは?

では、ピアノのメンテナンスでは何をするのでしょうか?具体的にみていきましょう。

「調律」で音を整える

まずは、調律。調律とは、文字通り楽器の音を調べ、正しい音高や音色を保てるように調節することです。さらに細かく分けたものが、以下の3点です。

・調律…弦の張力を調整することで、音の高さを適切にする。
・整調…鍵盤やアクションの動きを整え、ピアノを弾きやすくする。
・整音…主にハンマーを調整し、音色や音質を適切にする。

このような作業により、ピアノの音がより良くなったり、弾きやすくなったりします。ただし、ピアノは複雑な構造をしているため、調律を自力で行うことはおすすめできません。一般的には、調律のプロフェッショナルである「ピアノ調律師」に依頼します。

必要に応じて修理・交換を行う

ピアノの状態によっては、部品の修理や交換を行います。
弦やハンマーは経年劣化してしまうので、音色が変わってしまうこともあります。不具合が見つかれば、修理や交換によって元の音色を戻します。
また、へこみや傷などの外装部分も、必要に応じて修復したり磨き上げたりします。

大規模修理が必要なら「オーバーホール」を行う

中には、一部の部品を修理・交換しただけでは直しきれない、というピアノも。このような場合は、新しいピアノに交換するだけではなく「オーバーホール」を行うという選択肢もあります。
オーバーホールとは、古くなったピアノの主要となる部品をすべて取り換え、新品同様に使えるようにする方法のことを指します。

ピアノのメンテナンスをしないとどうなるの?

ピアノのメンテナンスをしないままだと、さまざまな部品が劣化していきます。それでも放置すると、思ったような音が出なくなったり、音の響きが悪くなったりします。
結果、気持ちよく弾くことができないピアノになってしまうでしょう。

また、ピアノが必要なくなって売却する際も、メンテナンスを怠ったピアノは査定価格がぐっと下がります。あまりにひどい状態だと、買取してもらえないかもしれません。結果、処分のために余計な費用がかかってしまいます。

ピアノを買ったらメンテナンスを欠かさずに

ピアノは、定期的なメンテナンスが必要な楽器です。放置すると、さまざまな部品が劣化してしまい、思ったような音が出なくなったり、音の響きが悪くなったりします。
ピアノの音色を保ち、売却の際に困ってしまわないためにも、ピアノのメンテナンスは欠かさないようにしましょう。
こちらのピアノ買取・販売専門店では、メンテナンスも行っています。ピアノの専門家による調律やリニューアルなどを依頼したい方は、ぜひ相談してみてください。

ピアノのメンテナンス(調律)をしているミドル世代の男性